【完】チーズ男とあたりめ女

私は電話をブチり、携帯を放った。

けど、いきなり玄関の呼び鈴が何回も何回も鳴り出した。

気が狂いそうになってる蘭が寝室に入って来て、私はベッドから起き上がった。



「もう、煩いッ!!」



蘭が耳を塞ぎながら叫ぶ。

私はモニターを見てた悠に近付いた。



「古旗瑠羅さんは、1人で来たの?」



「そうみたいだな…」



「入れる?」



「は?」



「蘭の言う通り、煩いよ…」



私は覚悟を決めて、玄関の鍵を開けに行こうとした。

けど、悠が急に「待て!!」と叫んだ。

私が驚いて立ち止まると、ドアの向こう側から、「海ー?」と、聞こえた。