心地よい、目覚めだった。

朝からウキウキで朝食を作ってると、蘭が「学校サボる」と言い出した。



「体調でも悪いの?」



キッチンから出て、蘭の額に手を添えるも、熱はない。



「違うの。また来る気がする…」



身震いをさせ、呟いた蘭に、洗面所に行こうとした悠がバッと振り返った。



「何かあるの?」



私が2人の顔を交互に見ると、蘭は頷き、悠はどこかに電話をしようとしてる。



「海…よく聞いてよ?」



「う、ん」



…何か雰囲気が怖いんですけど;;



「居ない!?あー…、わかりました;;」



…何がわかったんだ;;