一通り家の事をやり終えて、私は悠の出迎え準備。

今日は30分しか居れないらしいから、軽く食べれるように、卵とベーコンのサンドイッチと、夜食にうどんを用意してある。

ーーピンポーンッ

悠が帰って来た。

玄関まで走り、鍵を開けると、すぐにドアが開いた。



「ただいま」



「おか――…」



いつものように、ハグとキス。

この時ばかりは、悠が甘々。

私も思う存分、悠を堪能する事が出来る。

1人占め。



「あのね?」



「ん?」



リビングに2人で手を繋ぎながら行き、私は料理教室に申し込みした事を報告した。