「何だって?」



手紙の内容が気になったのか、悠が手紙を覗いて来た。

悠に便箋を渡して、幸せを噛み締めた。

3度目の正直。

もう迷わない。

もう離れない。

私は悠と一緒に居るよ。



「海ちゃんがお姉さん…何か、妹扱い出来ないのが寂しいな!」



「私が居るじゃない!」



「俺の海に、イチャイチャするなよ」



「ゆっちん、私にヤキモチ妬いてる?(笑)」



翔さんの隣に座るゆっちんは、ボンッと顔を一瞬で赤くした。



「馬鹿かよ!;;
俺はな、弱い男はNGだ!;;」



「出た。自己暗示」



「黙れ悠っ」



ゆっちんと悠は、犬猿の仲なんだろうか。

憎まれ口を叩く悠と。

悠に遠慮なしのゆっちん。