1週間後。

ゆっちんと新しい連絡先を交換して、初めて連絡が来た。

悠がお店を休んだらしく、ご飯を一緒に食べてたら、電話が来た。

家の住所を伝えると、意外に近くに住んでたらしく、5・6分で来た。



「ごめんな、急に」



「大丈夫だよ」



ジュースを持って来てくれて、それだけで私が感謝してしまう。

悠に頭を下げたゆっちんは、私がチューハイを渡すと、鼻息荒く受け取った。



「何かあったの?」



こんなゆっちん、見た事がない。

耳が赤いのは気のせいだろうか。



「あのさ…」




緊張してるのか、表情が固く、口調が柔らかい。