ゆっちんが私を話すと、こちらを見てる悠たちに頭を下げた。

しかし、みんながこちらを睨みながら近付いて来た。

…はぁぁ?;;

私は恐怖でゆっちんの背中に隠れる。



「海――…」



けど、悠に呼ばれて前に出た。

蘭が腕を組みながら、ゆっちんを見上げた。



「あんた!海の彼氏である兄貴の前で、何してんのよ」



「よく言った蘭!」



…蘭も守さんも、何を言ってるの?;;



「海。誰か彼氏なわけ?」



ゆっちんが私を見下ろしながら言う。

私は「うん」と頷きながら、悠を紹介した。