「昨日は失礼しました。佐藤海です」



「改めて、澤井翔です。22で年も近いから仲良くしたいけど、兄貴のお客に手は出せないから、ほどほどによろしく頼むよ」



「はい」



翔さんはニコッと笑うと、友達の輪に戻った。

…悠さんの笑顔の方が好き。



「あ゛!;;」



私ったら、また変な事を考えちゃったよ;;

ーーバッチャーンッ

プールに飛び込み、私は全身に水を浴びた。



「海!今から守君と新しいウォータースライダーするの!
一緒においでよ!」



「オッケー!!」



…“新しいウォータースライダー”…。

さすがお金が有り余ってるね;;