悠から離れ、私は歩き出した。
振り返らない。
悠の温もり、忘れない。
…バイバイ…。
ハンカチで口を押さえ、嗚咽を抑える。
今すぐにでも、振り返りたい。
ギュッてしたい。
「別れたんだ」
また現れた日暮さん。
私は涙を拭き、しゃーしゃーと言い放った日暮さんを睨んだ。
「恨むなら澤井を恨め。俺の大切な繭を奪ったんだ。正当防衛と同じだ」
別れたら、もう日暮さんとは会わない?
悠に、会える?
親友の、お兄さんとしてでも。
「さ、行こうか」
「どこに…」
「さぁね」
復讐は続くみたいだ。
振り返らない。
悠の温もり、忘れない。
…バイバイ…。
ハンカチで口を押さえ、嗚咽を抑える。
今すぐにでも、振り返りたい。
ギュッてしたい。
「別れたんだ」
また現れた日暮さん。
私は涙を拭き、しゃーしゃーと言い放った日暮さんを睨んだ。
「恨むなら澤井を恨め。俺の大切な繭を奪ったんだ。正当防衛と同じだ」
別れたら、もう日暮さんとは会わない?
悠に、会える?
親友の、お兄さんとしてでも。
「さ、行こうか」
「どこに…」
「さぁね」
復讐は続くみたいだ。


