ドキドキして、手が震える為、両手でグラスを持ち、ソルティードッグを一気に呑み干した。

蘭も何か言われたのか、目が合うと、互いに顔が赤かった。



「蘭も海ちゃんも、何でイチャイチャしてんだよ;;」



「してない!;;」



「翔さんの見間違えです!;;」



ただ、言われた事が嬉しかっただけ。

そして、勝手に照れただけ。

イチャイチャなんてしてない!

今したら、心臓が壊れて倒れてしまう!

そんな自殺行為、私たちに出来る筈がないんだ。



「海ちゃん…可愛い」



「翔さん…黙って下さい」



余韻がなくなります…(笑)