「きっと、姫李との事より大きな出来事があって別つ日が来ても、私は…私たち2人の気持ちに偽りも何もありません。
“隣に居れた。好きだった。”
一生、変わらない事です」



初めて、人を愛した。

初めて、彼氏が出来た。

悠は、たくさん教えてくれた。

簡単には言えないような事を。

私は悠が大好き。

それは、これからも変わらない。

死が。

何かが2人を離したとしても。

嫌いになんてならない。

本当に本当に。

悠が大好きです。



「わかった。守君と蘭が婚約する時、2人もな」



「ありがとうございます」



私は幸せに、笑った。