横顔を見上げてると、横目で見て来た。



「朝食。ベーコンエックで良いですか?」



「良いけどさ、いつまで敬語?
初めて会った日は、タメ口混じりだっただろ」



「あれは……翔さんの事とか色々とイライラしてて;;」



「じゃあ、敬語はなし」



「は……うん;;」



悠は有無は言わせないかのように、私を睨んで来てた。

だから、私は頷いた。

正直、敬語が疲れる事もあった。

長く一緒に居るなら、敬語に慣れるより、止めた方が楽だろう。

うん。

…本当に止めよう。

私の中身も、ちゃんと見せないとね。