「あぇ…?;;」



階段を降り切ると、3人の男の人に囲まれた。



「お姉ちゃん、お金ある?俺らに貸してくれないかなー?」



「お礼は体で返してあげても良いからさ!」



「こんな綺麗な子。大歓迎だよ」



…はい?

私はNO歓迎なんですけど!

100万円をあげるわけないでしょ!!



「ありません!!;;」



「このビルって、高級な店しかないんだよ?」



「し、知りません!!;;」



何で絡まれなきゃいけないの!?

…私が大金を持った罰?



「良いから貸せよ!」



「キャ――ッ!!」



私は鞄を取られた挙げ句、突き飛ばされた。