色柄モノ、タオルなどに分け、順番に洗濯機を回した。

グラスは食洗機に掛けるモノだけ入れて、後は手洗い。

ゴミ出しから戻って来た悠さんに掃除機を掛けさせ、私はタオルを干して行く。



「なぁ…」



「はい?」



「疲れた」



「悠さんがこまめにしてたら良かったんですよ!」



来て正解だった。

最初、断られた時は、“女物の何かある”んじゃないかと疑ったけど。

片付けてあげられたし、安心もした。

埃がなかなか落ちない部分を雑巾で拭いてると、心がちょっとスッキリした。

片付けで2時間は過ぎてしまい、22時を回ったけど、締めくくりが良くて安心した。