【短編】Birthday * kiss






もっと早く知っていれば、私だってゆっくり考えられたのに。


康介くんも、早く言ってくれればいいのに。





「で?私に誕生日プレゼント一緒に考えてくれ、と?」


「うん・・・だって、友梨は彼氏いるでしょ?」


「まあ、いるはいるけど・・・康介くんと正反対のタイプよ?」





うん、そこが問題なんだ(笑)


友梨の彼氏は、かっこよくて・・・俺様といいますか、私の苦手なタイプていいますか・・・。←


だけど康介くんは違くて、かっこよくて優しくて、照れ屋さんだったり・・・。


いきすぎた男じゃないんだよね。 へへ//





「・・・もうさ、この際あれしかないっしょ」


「あれって?」


「“プレゼントは私”って、語尾にハートつける勢いで」


「無理っ・・・んなこと死んでも言えないよ!」





想像しただけでも恐ろしい・・・


家族ならまだしも、康介くんに見られるなんて・・・


友梨は、“ぷっ”と小さく笑う。





「そりゃそうね!・・・あんた、“私の初めては結婚してから”みたいな人だもんね」


「ちなみに友梨、誕生日プレゼント何あげた?」


「・・・んー私の初夜(笑)?」





・・・友梨に相談したのが間違いだったのかな?