【短編】Birthday * kiss









「・・・っ//」







みるみる顔が熱くなるのが分かる。


康介くん・・・、


女の子たちにそんなこと言ったの!?//






「今、いちばん俺がほしいモノ」







ニヤリと黒い笑みを浮かべた康介くんは、病人だとは思えない。






「・・・あ、あー・・・誕生日おめでとうっ」


「うん、ありがと」







表情を貼り付けて私を見つめる。







「え、それだけとか言わないよね?」


「え」


「今日は俺の誕生日だし、さっきの聞いたでしょ?」


「・・・あ、私用事が「逃げないでよ?」







相変わらずの笑顔に、冷や汗が出てくる。


康介くんが、なんだか怖い。







「でも、風邪だしっ・・・」


「いいよ、んなのどうでも」






無理


絶対に無理だよ!




"美波からのキス"



そんなの、死んだって無理・・・!//