寝ぼけている顔。 恥ずかしいのか、少し赤い顔。 それだけなのに、ドキッとした。 「ちゃんと、問題解け。」 「…はい。」 それだけ言って、素早く山田から離れた。 ついでに、後ろの坂口も起こす。 山田だけ起こすわけにはいかないからな…。