「ハル、島田!」

「翔太、寂しいよー…。」

「いつでも、会えばいいだろ?」

「だって~…。」


翔太は県外の大学に行ってしまう。


あたしは県内の大学に合格した。


佳奈も、あたしと同じ大学。


「翔太くん、たまには連絡してよ?」

「おうっ!」


3人で楽しく、でも、すこしさみしい会話をしていると


佳奈があたしの肩を叩いた。

「ハルっ!向こう見てっ!」

「えっ?」