特別な恋の授業~先生とあたし~



そう思えるくらい、あたしは幸せだった。


放課後。


誰もいない教室で、先生を待つあたし。


――ガラッ


「ハル。」


あたしの名前を呼ぶ人。


それは、


「先生っ!」