ありがとう


終電のことなど考えているはずもなく、もう少しくらい計画しておいても良かったと思った。

引きこもりを克服するために今まで何度も夜中にだけは外の世界を徘徊していたが、それでも身体は未だに僅かな恐怖心を覚えている。