下りてみようとも思ったが、置いてきた荷物が心配になり始めていたのが実のところだったので引き返すことにした。 何よりフラフラ歩いてきただけであって、そこまでする理由がなかった。 展望台を駆け下りてからもう一度村を見渡すと、左足を軸に砂利を踏みしめながら振り返り、元来た道に向かい歩き始めた。