それには対した驚きも見せず、少しだけ間合いを取ると再びこぼれ出た弁当のカスをつつく。

僕はイライラの気力だけで何とかのっそりと立ち上がり、おぼつかない足取りで近付くとさっきよりも激しく追い払う。