もう無理に寝ようとはしなかった。 寝よう寝ようとすると、更に逃れようのない深い思考の渦に飲み込まれてしまうからだ。 しかしそんな対応策も虚しく、夜中の2時というのもあるのか、相対性理論すら良く理解していない彼の脳は奇妙な回転を始めていた。