メニューは昨夜に食べてしまおうと思っていたおにぎりだ。 頭がクラクラするほどの暑さの中では食べられる限界に達していただろう。 他の食糧は缶詰や乾パンなど保存の効くものだけを選抜し盗み出してきたので心配なかったが、これだけは今こうして残っている予定ではなかったのだ。