ありがとう


彼自信が驚くほどあっという間に着いてしまった。

捜索隊が既に到着しており、一段落したのか瓦礫の上に腰を下ろして一服していた。

こういう状況ではテレビ局なども来てニュースになるのではないか、と彼は思った。

捜索隊を避けてコソコソ近付き、少し離れたところに見えた村人のような中年男性に「すみません」と声を掛けた。