酷く嫌な汗を感じた。 泥濘が多かったので、岩の多い場所を選ぶようにして物凄い早さでかけおりた。 小さい頃にとても急な山を跳び跳ねながら降りた記憶が蘇ってきた。 美咲をおいてくるかどうかは悩んだが、状況の把握だけを済ませ、とにかく早く戻ろうと考えていた。