ありがとう


展望台があったであろう場所に付くと、震えは全身に達した。

汗が滴り落ちるほどの暑さの中で、氷の中に閉じ込められたような寒さを感じた。

美咲のいたであろう、建ち並んでいた家々が全て泥の中に埋もれていたのだ。