千秋さん…。 あたしの中学の時の先輩で、 綺麗で、頭もよくて、 スポーツも出来る完璧な人。 ともくんと千秋さんが 会ったのは一回だけのはず。 ともくんとあたしが デートしているときに たまたま会って あたしが紹介し、軽く 挨拶を交わした程度だった。 「…いつの間にそんな 仲良くなってんの?」 若干怒りながら あたしは言った。 「…ごめん。連絡先を聞いたのも 俺で、最近の頃は俺から メールをしてた。…でも、 そんときは本当にただ純粋に 面白いやつだって 思っていたからで…」