「大丈夫?そんなに頭痛いの?」

と、私が聞くと


「零は鈍感?天然??

この頭痛は零のせいなのに……。


あーっもういいよ!!」

急に走り出した未来。



「え―?!ちょっと待ってよ…。」


私も走り始めた。


それから頑張って問いつめたら、


”あんたが急に幸せって叫ぶからどうしたのかな?って思っただけ。

あ゛ー頭痛い…。”

って笑う未来。


ってか私、胸の中で

”幸せ”

って叫んでたはずなのに、声に出してたなんてかなり恥ずかしいよね…。


でも声に出して思いっきり叫びたいくらに今、



”幸せ”



なんです…。





でもこの幸せはずっとは続かないもの。


そんなこと知らずに無邪気に笑ってた。


先生と生徒は……




……やっぱり無理なんですか?


ねぇ…先生。。



私を…離さないで下さい。