「ねぇ?せんせ…??」


『ん?どした??』


「先生さ…言ったよね?

悩みがあるなら聞いてやるって。」




どうしてだろう。


分かんないけど、でも急に先生に聞いてほしくなった。

…私の過去を。



『話してみ??』


私は先生の言葉を聞いて話しはじめた。



「私…忘れられない人がいるんです。」



『忘れられない人??』


先生はイスに座る。




「昔…って言っても、
私が中2くらいのころですけど…。


すごく大好きな人がいたんです。



未来も海斗も大和も知ってます。


5人でいつも一緒にいました。



だけど…ある時…………」



思い出すと胸が痛くて、涙が出てきた。