「関係ないでしょ??」


私は平然を装いお兄ちゃんに言う。



『お前も生意気になったなぁ。


小さい頃はお兄ちゃんって言って可愛く着いてきたのに。』


なんてオヤジ臭いことを言うお兄ちゃん。



「お兄ちゃんこそどうなのよ?」


『俺?彼女くらい、いるよ。』


私の作った料理を食べながら、何事もないような顔でいうお兄ちゃん。


だいたい、彼女くらい、って何よ?!

”くらい”って!!



『で、彼氏いるの??』


目をキラキラに輝かせるお兄ちゃん。



「……いない」


私は小さな声で呟いた。



『好きなヤツは??』


まだ目を輝かせているお兄ちゃん。



「………いるよ」


また小さな声で呟いた。



『へぇ~家庭科の朝倉先生が好きなのか。』




………………?!?!?!



「な、なんで知ってるの?!」


おかしいよ…お兄ちゃん。


お兄ちゃんに会うのは数年ぶりだよ?


なんで知ってるのさ…。



『大和が教えてくれた。』



や、大和さん??


明日学校で、


どうなるかお楽しみください(怒)