「そんなの簡単じゃん!!



先生に直接聞けばいいんだよ!」



いやいやいや……。


それができないからあなたに聞いてるんでしょ…。



「サプライズであげたいんだけどさ…。」


と、私が言うと


「で、あたしにどうしろって言うの?」


さすが未来さん…。


私の心の中が全て読めているようですね。



「良かったら…聞いていただけませんでしょうか…?」



私が言うと未来の顔は若干キレ気味に…。



「しかもバレないように聞け…と…?」


あっぱれですよ!未来さん!!


大正解じゃないですか!!


「よろしくお願いします。」


私は頭を下げる。



「はぁ~。仕方ない!!


親友の頼みだっ!


あたしが一肌脱ごうじゃないか!」


なぜかやる気マンマンになる未来。



「今日聞いてみるから夜電話するね!!」



ありがとう…未来っ!!



恩にきるよ…!!