するとコロは数回目をぱちぱちさせたあとに
なんでもないことのように爆弾を落とした。
「ケーキを健太郎くんにあげるためだよ?」
瞬間、場の空気が凍りついた。
「「・・・・・・。」」
「・・・ごめん、コロちゃん。
聞き間違えかな?もう一回言ってくれる?」
「俺もなんか変なことが聞こえた気がしたんだが、
耳がおかしくなったか?」
間宮は笑顔のまま固まり、
港は完全に表情が抜け落ちている。
そんな二人の雰囲気に気づいているのかいないのか、コロは再び繰り返した。
「えー。だからー、同じクラスの健太郎くんにケーキをあげるためだって。」
「「・・・・・・。」」
聞き間違えではないことに気づき再び凍る場の空気。

