「樹・・・?」 「アイツ何か今日変じゃね?」 「いつもはあんな声あげたりしねぇのになぁ」 状況が把握できない。 「ね、ねぇ・・・どうしたの?」 女子の中には泣いている子も居た。 「樹くんが変なの・・・どうしよう!」 女子はハンカチで涙を拭っている。 (樹が変・・・?) 偶然だろうか、 ブレスレットの填まっている右手首が、ほんの少し疼いた。