え……!
これは、手を繋いでも良いって事かな……?

戸惑っていると、海波君が自分から手を繋いできた。


「……海波、君?」

「……行くぞ…」

「う、うん。行ってきま~ぁす!」

「行ってらっしゃい♪」


相変わらず、優しい温かなお母さんの声。

うん、大丈夫!


-雪side END-