-雪side-


海波君に言われて気が付くと、確かに12時を過ぎていた。


こんな遅くまで、学校に居たのは初めてだった。


海波君に送ってもらって、家に着いたのが12時30分頃。


こんなで、海波君寝れるのかな……?

……と、暫く黙っていた海波君が口を開いた。