『紺野さん、ムカつくから海波くんにこれ以上近付かないでくれる!?海波くんは、あたしの、あたしたちのものなの!』

『ふざけないで!海波君は、誰のものではないわ!!海波君を、もの扱いしないで!!!それに、海波君に近付く近付かないは、私が決める事よ!何故貴女たちに、私の行動を制限されなきゃいけないの!?私が一緒に居て、迷惑かどうかも、貴女たちが決める事じゃない!勿論、私でも!!』

『うるさいのよ、あんた!邪魔なの!!……そうだ、あんた死んでよ』


何だこの会話!
ふざけんな!!

あいつらが居るなら、 多分まだ学校だな。
今の時間なら、強化クラブがまだ部活やってる筈だ。


そして、俺は学校へと急いだ。