だけど、鈴原桃子の目は本気だった。 「な、に……言ってんの!?犯罪よ!」 「何言ってんの?自殺でしょ!?あんたが、そこから飛び降りてくれれば良いのよ(笑)」 冗談じゃない! 何言っての、この人。 こんなの人殺しよ!! どうしよ……。 逃げなきゃ! だけど、そんな私の考えも虚しく、私は鈴原桃子の仲間たちに捕まってしまった。 どうしよ、どうしよ、どうしよう! どうにか逃げなきゃ!! 助けて! 海波君!! -雪side END-