悪魔な彼女と俺様彼氏。

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体育館裏、なんて…アイツ何する気なんだろ?

あたしは放課後、体育館裏でうろうろしていた。
アイツの姿はない。



アイツに、もしかして……からかわれてる?

――きっとそうだ。


性格悪そうだし、女を味方にする様な俺なんだから

あたしは足をくるっと右回りをして麻美が待つ靴箱に向かった。