「制服は現在オーダー中だそうで、それが出来るまでは青蘭の制服で登校するが、みんな仲良くしてやってくれ」
(オーダー? 採寸してオーダーメイドなのかしら? 私達のは何号とか選ぶだけなのに……)
他のみんなもそこに反応したみたいで、ザワザワとした。
「返事はどうした?」
『はーい』
「よし。席は川島の横って事で、じゃあ頼むな?」
柏木君と本庄さんが席の所まで来るのを見届けて、担任の先生は教室を出て行った。
柏木君は私の隣の席にドカッと座ると、はっきりと私を向き、私の顔をマジマジと見て来た。やはり冷たい目をして。
私は怯みそうになりながらも、
「あ、はじめまして。よろしくお願いします」
と小さい声で言い、ペコッとお辞儀をしたのだけど、柏木君は返事をしてくれず、表情すら変えなかった。
(オーダー? 採寸してオーダーメイドなのかしら? 私達のは何号とか選ぶだけなのに……)
他のみんなもそこに反応したみたいで、ザワザワとした。
「返事はどうした?」
『はーい』
「よし。席は川島の横って事で、じゃあ頼むな?」
柏木君と本庄さんが席の所まで来るのを見届けて、担任の先生は教室を出て行った。
柏木君は私の隣の席にドカッと座ると、はっきりと私を向き、私の顔をマジマジと見て来た。やはり冷たい目をして。
私は怯みそうになりながらも、
「あ、はじめまして。よろしくお願いします」
と小さい声で言い、ペコッとお辞儀をしたのだけど、柏木君は返事をしてくれず、表情すら変えなかった。



