そんなこと、もう知ってる。


どっちも帰って来ない。


意味もなく2人、リビングで両親の帰りを待っていたが、一行に帰ってくる様子を見せない。


俺は、寝ないのに、「先に寝るから。おやすみ」と華恋に残して自分の部屋に戻った。


なんだかんだと言って22時。


少しだけ早いけど...寝るかな。


俺は部屋に入り、そのままベッドに入った。


...今日は違うんだもんな。


今日から、華恋を呼び出しに行ってはいけない。


すっげぇ物足りねぇ...


昨日の華恋の香りが残ってる。


なんの余韻に浸ることなく、目をつぶって夢の中へと堕ちていく。


それがとても難しい。


眠りにつくまで、何を考えていればいいのだろう。


「あぁー...寝れない」


ベッドの中。


落ち着きなくゴソゴソと動き、寝返るを打つ。


そんなことを繰り返すうちに、布団が乱れてしまっていた。