硝煙が上がる銃は床に転がっていた。
壁には弾丸。
弾丸が開けた穴は壁だけだった。
「命を粗末にするなっ!」
雄大が、男に馬乗りになっていた。
引き金が引かれる瞬間、雄大が男に飛びかかり、その的を外したのだ。
「罪をおかしたからって、悪いことしたと自覚したからって、簡単に死ぬんじゃない!まだやり直せるだろっ!」
他人から見れば、男は自殺しようとした。雄大にはそれが耐えきれずに飛びかかったらしい。
ぶつけたせいで痛む頭に渇をいれて、男を取り押さえる。やがて、銃声を聞いた警官が突入をし、事件は幕を閉じた。


