雄大とて嬉しくなる。笑顔ではないが、期待されているのが分かった。
ファミレスでデザートに囲まれ、目をキラキラさせる少女を思い描きながら、公園をで、銀行に入る。
「動くんじゃねえぇぇ!」
黒い拳銃を持ったおじさんと出くわしました。
「うそー」
昔から雄大は、トラブルに巻き込まれる天才だった。
知人の彼氏彼女修羅場に遭遇したり、チンピラとヤクザのケンカが目の前で起こったり、猫の縄張り争いにまで巻き込まれることもあった。
血走った目で銃口を向けられたので、咄嗟に雄大は少女を庇う。
「隅に座ってろ、てめえぇ」
刺激しては少女が危ないと雄大は大人しく従った。
銀行内にはそれなりの客人。老人が多い。男性職員も全て、一まとまりにされ、男の相手をしていたのは若い女性だった。


