君と恋に落ちて



智裕さん、聞いた限り2回目のため息。

うん、分かるよ、その気持ち。

この女の人と会話してると疲れるよね、うん。


「女って面倒な人間だよな」

「な、何よ急に!」

「俺は誰も信用してへん。女なんて特に、だ」

「だったら…っ」

「だからな、俺はあくまでも女は性欲処理にしか考えてへんねんって」


ズキンッ


心臓が痛む音がした。


「ひ、酷い…」

「分かったら、さっさと帰れや!」


そう智裕さんが言うと玄関のドアが閉まった音がした。

それと同時に私はリビングのソファに座りなおした。