和室のふすまを開けると そこはいつもの風景なんかじゃなくて 異世界のような 別次元の世界だった。 ローソクの形をした電気スタンドに キミがいつも寝てた真っ赤なベッドがポツンと置かれてた。 ベッドの隣にはキミがいつも食べていたご飯。 ゆっくりゆっくり キミのベッドに近づくと、 ベッドの中に真っ白なタオルが入ってた。