丸い丸い大きな瞳


ピンと立った小さな耳



フワフワのしっぽ


ピンクのおなか





インターフォンが鳴ると高い高い声で「わんわん」と元気に吠え周り


甘えるように「お腹をなでて」と仰向けになる。



キミのお気に入りのぬいぐるみを触ると「取られる!」と勘違いしてすぐに指を噛まれた。



そんなキミと過ごした14年の思い出が今……


頭の中に流れてくる。




冷たいキミに触れ

キミを思い出す。