ふと道の先で、曇った街並みに一際目立つ赤い傘が見えた。 女の子・・・? こんな時間に一人で何をしているんだろうか。 そんな素朴な疑問が一瞬頭を過ったが、俺は直ぐにそれを掻き消した。 そのまま通り過ぎて行こう。 そう思って居た。 だけどいざその瞬間、無意識にその女の横顔が目に入る。 裸足・・・? 水溜まりの中の真っ白な足を見て、俺の動きが止まった。