薄暗い店内には、木のテーブルがいくつか並べられていた。
奥のテーブルでは男たちが酒をあおり、カードゲームに興じている。
「マダム、ちょっといいか?」
ビクターはマテリアを押してカウンターまで行くと、コップをぬぐっていた女主人に声をかけた。体つきは細いが胸は大きく、左の泣き黒子が艶かしい。
「いらっしゃい。あら、この街に来てすぐに……やるわね。こんなかわいい子を連れて」
「そんな色気のある関係じゃない、仕事の相方だ。それにしても、昨日の仕事はタチが悪かったぜ。大変だったんだぞ」
女主人は二人に水を差し出しながら、ビクターの苦情を微笑で受け止める。
「だって貴方、すぐにできる大きな仕事を探してたんでしょ? それに私は応えただけよ。で、今日は飲みに来たの? それとも仕事を探しに来たの?」
「剣技を活かせる仕事を探しに来たんだ。強い相棒がここにいるからな」
誇らしげにビクターは断言し、水を飲んでいたマテリアの背中を強く叩いた。
「んぐっ!」
ちょうど水を飲んでいるときに背中を叩かれ、マテリアは思わず咳きこむ。
恨めしげにビクターを上目づかいでにらむが、彼は女主人から目を離さない。
「用心棒の仕事はいくつかあるわ。依頼書を見てみる?」
「ああ、頼むよ」
女主人は流れるような動きで後ろを振り返り、いくつも小さな引き出しが並ぶ戸棚を探り始める。
しばらくして、女主人が茶色い紙を何枚か取り出し、ビクターへ手渡す。
「結構あるな……さて、どれにしようかなーっと」
ビクターは軽快に紙をめくり、内容を確かめていく。
途中で「ん?」と手を止め、マテリアへ紙を見せてきた。
奥のテーブルでは男たちが酒をあおり、カードゲームに興じている。
「マダム、ちょっといいか?」
ビクターはマテリアを押してカウンターまで行くと、コップをぬぐっていた女主人に声をかけた。体つきは細いが胸は大きく、左の泣き黒子が艶かしい。
「いらっしゃい。あら、この街に来てすぐに……やるわね。こんなかわいい子を連れて」
「そんな色気のある関係じゃない、仕事の相方だ。それにしても、昨日の仕事はタチが悪かったぜ。大変だったんだぞ」
女主人は二人に水を差し出しながら、ビクターの苦情を微笑で受け止める。
「だって貴方、すぐにできる大きな仕事を探してたんでしょ? それに私は応えただけよ。で、今日は飲みに来たの? それとも仕事を探しに来たの?」
「剣技を活かせる仕事を探しに来たんだ。強い相棒がここにいるからな」
誇らしげにビクターは断言し、水を飲んでいたマテリアの背中を強く叩いた。
「んぐっ!」
ちょうど水を飲んでいるときに背中を叩かれ、マテリアは思わず咳きこむ。
恨めしげにビクターを上目づかいでにらむが、彼は女主人から目を離さない。
「用心棒の仕事はいくつかあるわ。依頼書を見てみる?」
「ああ、頼むよ」
女主人は流れるような動きで後ろを振り返り、いくつも小さな引き出しが並ぶ戸棚を探り始める。
しばらくして、女主人が茶色い紙を何枚か取り出し、ビクターへ手渡す。
「結構あるな……さて、どれにしようかなーっと」
ビクターは軽快に紙をめくり、内容を確かめていく。
途中で「ん?」と手を止め、マテリアへ紙を見せてきた。


