本当なら教皇として、最初の祈りは街の人々のためにするべきだろう。 しかし、祝福せずにはいられない。 彼らの旅立ちを。 『天駆ける光の精霊、今ここに、その存在の徴を見せたまえ。光の膝元を歩み始めた子供らに、闇を照らす光を与えたまえ』 ロンドが紡いだ言霊に導かれ、姿を見せ始めた日の出とともに、精霊は三人の笑顔を照らしていた。