永劫の罪人 光の咎人



 本当なら教皇として、最初の祈りは街の人々のためにするべきだろう。


 しかし、祝福せずにはいられない。
 彼らの旅立ちを。


『天駆ける光の精霊、今ここに、その存在の徴を見せたまえ。光の膝元を歩み始めた子供らに、闇を照らす光を与えたまえ』


 ロンドが紡いだ言霊に導かれ、姿を見せ始めた日の出とともに、精霊は三人の笑顔を照らしていた。