●ロンド
・この物語の主人公。15才の少年。
・ライラム教の次期教皇候補。
・温和で人当たりのよい性格だが、見知らぬ人の前ではオドオドすることも……。

●マテリア
・剣の達人で盗賊とも互角に戦える、野性味あふれる『永劫の罪人』。
・100年前に死んでおり、どんな悪事をしたのかは伝わっておらず、肩書きだけがひとり歩きしている。


●ビクター
・ダットの街にやってきた旅人。
・運悪く、教会から秘薬を奪う盗賊たちを手伝う仕事を引き受けてしまう。
・飄々とした軽い感じの男だが、意外と気配り上手。剣の腕は一級。


●ハミル
・100年前に若くして病に倒れたという、ライラム教のかつての教皇。
・当時の信者たちの信仰を一身に集めていたほど、人望が厚く、カリスマ性のある人物。
・昔、マテリアと交流があったらしいが――。


●ガスト
・教会の警護隊で隊長を務める男。
・寡黙で責任感は強く、何事も真面目にこなそうとする。