「ね ゆったでしょう あなたは勝てないって」

「ふっざけんな こんなことして楽しい?私のパパがあんたの家つぶしてあげるわ」

「どうせ、小さな会社なんでしょ。ね、麻奈」

マネージャーの1人があざ笑うようにゆった

しかし、跡部の彼女 麻奈は震えてる

「おい、麻奈どうしたんだ」

やっと震えてるのがわかったようね

彼女は私の正体が分かったのね

「なにをゆってるのかしら?つぶす?できるわけないじゃない」

「自分で働いたことのないガキがなにをぬかしてるのよ!ねえ、麻奈さん」

ビク

「麻奈どういうこと」

「麻奈なにを知ってる」

麻奈に視線が注がれる

「あ あの人し しってるの」

緊張がはしる

「世界1の黄桜財閥の会長よ。私のパパと取引してるわ」

その場に衝撃がはしった

そんな中最初に口を開いたのは、亮だった

「本当なのか」

「ええそうよ。これでも、跡部は覚えてないだろうけどね」

亮にラケットを返し、帰ろうとしたとき

「紫苑がその、表情をなくした原因が跡部なのか」

思わず足を止めた

「原因じゃないし、そもそものきっかけでもないわ。」

さっと振り向きこっちを向いてる跡部にむかってゆった

「ただ跡部から学んだことは・・・人間を信じないってことかしらね」

私はそう言い残して、テニスコートをでていった